カラーの色落ちの原因は?
2022/08/19
火曜日
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2022/08/19
こんにちは。COCU山﨑です。
皆様、お盆休みはいかがお過ごしでしたか?
有意義なお休みになったでしょうか。
このご時世ですので、久々の帰省をしたという方も多いのではないかと思います。
早く気兼ねなくどこへでも行ける日常が戻ってくると良いですね。
さて本日はカラーの色落ちについてのお話です。
カラーリングをしている以上、色落ちは必ずします。
しかしその原因を知り、対策する事でより長くお気に入りの髪色を楽しむ事ができます。
まずはカラーリングの仕組みと、何故色落ちするのかというお話しからさせていただきます。
・カラーリングの仕組み
一般的なヘアカラー剤は1剤と2剤の2つで構成されています。
1剤の成分は酸化染料とアルカリ剤、2剤の成分は酸化剤で、これらを混ぜた物を髪に塗布すると1剤のアルカリ剤が髪のキューティクルを開き、薬剤が髪の内部に浸透していきます。
そして酸化染料が発色するのですが、発色した染料の分子は結合して元より大きくなる性質があるので髪の内部に浸透した後は閉じ込められ、色が定着した状態になります。
・何故色落ちするのか
では何故定着した色が落ちてしまうのか。
キューティクルは濡れたり熱を与えると開く性質があります。
なのでシャンプーする事によって定着した色が流出したり、アイロン等で熱を加えた際に抜けたりして色落ちとなります。
でも髪を洗わないわけにはいきませんし、スタイリングにアイロンが必需な方もいらっしゃいますよね。
なので次はカラーリングの色を持続させる為のポイントをお伝えしていきます。
・カラーリングの色を長持ちさせる為に気をつけて欲しい事
実はカラーの色味によって特徴や持続性も違ってきます。
寒色…白、青、青緑、青紫等、視覚から寒い印象や冷たさを感じる色。
寒色系は色素の分子が大きく、髪が濡れてキューティクルが開いても色素は流出しにくいです。
ただし熱に弱いので紫外線にあたると吸収し結合が切れて酸化してしまい、色が抜けやすくなります。
UVスプレーや帽子、日傘等でしっかり紫外線対策をしましょう。
アイロン等の熱にも弱いので、温度は低めの適温に設定したりドライヤーを必要以上に当てすぎない事が大切です。
暖色…赤、黄色、オレンジ等、視覚から暖かい印象を感じる色。
暖色系は色素の分子が小さく髪の内部まで色味が浸透しますが、分子が小さい分髪が濡れてキューティクルが開いた時色素が流出しやすいです。
シャンプー後濡れたままにしていると色落ちが進んでしまうので、なるべくすぐドライヤーで乾かしましょう。
またシャンプー時に色素が流出しやすいので、カラー専用のシャンプーやカラーリングした色にあったカラーシャンプーを使い退色防止するのが良いです。
そして寒色、暖色どちらにも言えるのがシャンプーする際のお湯の温度を高くしすぎない事。
36〜38度がおすすめです。
余分な皮脂をしっかり落としながら頭皮と髪にダメージを与えにくい温度が36〜38度なので、頭皮を健康に保ちつつカラーを長持ちさせられるので一石二鳥ですね。
お湯の温度が40度を超えると、必要な皮脂まで溶けて流されてしまったり頭皮が乾燥しやすくなる上、カラーも色落ちしやすくなるのでお気をつけ下さい。
COCUでは数種のカラー剤を取り扱っております。
お客様のご希望やお悩みをお聞きした上で一番合ったカラー剤を選定いたします。
是非菊名の美容室COCUへお越しください。
スタッフ一同お待ちしております。
それでは皆様、本日もご自愛くださいませ。
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