市販のヘアカラーと美容室のヘアカラーの違い
2023/02/15
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2023/02/15
こんにちは。山﨑です。
関東でも雪が降り、まだまだ寒い毎日が続きますね・・・今の住まいが床がスケートリンクか?というくらい冷たいので地に足をつけていることがもう辛いです・・・。
でも家では裸足でいたいですし、スリッパは1階の住人の方に迷惑かけそうで使えないですし、ジレンマジレンマ。
ドラえもんって地面から3mm浮いてるらしいですね、心底羨ましいです。
この歳になって初めてドラえもんになりたいと思いました。子供心はまだまだ健在です。理由は雑念まみれですが。
皆様もくれぐれも体調にはお気を付けてくださいね。
本日はカラーのお話です。
ドラックストアやスーパー、バラエティショップと様々なところで販売されているヘアカラー剤。
自宅でお手軽に、しかもお安くできるのが魅力の所謂セルフカラーです。
白髪染めもおしゃれ染めもそれぞれたくさんの種類、カラーが販売されています。
でも美容室に行くとセルフカラーはあまりおすすめされない場合が多いですよね?
それは何故なのでしょうか。
お店でカラーをしてもらって売り上げを増やしたいからではないんです。(私は美容師になる前に、自分でセルフブリーチセルフカラーガンガンしていた頃はこう思っていました・・・お恥ずかしい。)
お客様の髪の事を第一に考えておすすめ出来ないと思った場合にそう伝えているんです。
では何故市販のカラー剤がおすすめできないのか。
市販のカラー剤って1剤と2剤を混ぜて作るものが多いですよね。美容室のカラー剤も同じです。
場合によっては保護剤、潤滑剤等もっと色々混ぜる事もありますが、基本的には1剤と2剤で調合しています。
その2剤は過酸化水素というもので、日本では6%が上限と薬事法で決められています。
美容室では髪の状態を見極め、綺麗に染まりつつダメージが少ない様に過酸化水素の濃度を調整しています。
しかし市販のカラー剤は基本的に上限値の6%で作られています。
その為、美容室で染めるよりダメージが大きくなる事が多いです。
リタッチでいいのに狙った箇所に塗りにくく、既染部まで染めてしまう事もダメージの原因の一つです。
また美容室のカラー剤は揮発性でアルカリが早く抜けるのに対し、市販のカラー剤は不揮発性のものが多くアルカリが髪に留まる事で弱酸性の髪がアルカリに傾き、染めた色が落ちやすくなると共に髪が傷みやすくなるという現象が起きます。
また美容室(当店)ではカラー後、アルカリに傾いた髪の毛を弱酸性に戻す為のアシッドリンス、酸リンスを使ってダメージや褪色を防ぐ処理をしています。
これらの理由から、セルフカラーはおすすめされない事が多いんです。
脱セルフカラーをしたい方、是非当店へお越しください。
スタッフ一同お待ちしております。
それでは皆様、本日もご自愛下さいませ。
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