髪の為に摂りたいおすすめの栄養素
2023/02/25
火曜日
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2023/02/25
こんにちは。山﨑です。
もう3月も後半。
暖かい日が増えてきましたね。
春は過ごしやすくて嬉しいですが、如何せん花粉が困り物ですよね…。
ばっちり花粉症の山﨑は肌がうずうず痒くなっています。目もしぱしぱ。鼻もむずむずふがふが。
花粉やウイルスなんかを家の中に持ち込まない為に、引き続き手洗いうがいは徹底していきたいですね。
さて本日は髪の為に摂りたい栄養素のお話です。
季節的なものだからと増えていく秋頃の抜け毛を放っておいた方、つんつんと天のに向かって伸びる短い髪の毛
所謂「アホ毛」が気になっているのではないでしょうか。
髪の毛は通常1ヶ月で1〜1.5cm程伸びると言われていますので、秋頃に抜けた髪が生え変わり、撫でつけても寝てくれずぴんぴんと立ち上がって言う事を聞いてくれない長さに成長しているのが今頃かと思います。
アホ毛がたくさんあるとそれだけで傷んで見えますし、何よりヘアスタイルがなんとなくきまらないですよね。
髪の育成を促す為には十分な睡眠と栄養が必要です。
ただ1日の食事で生命維持に必要な栄養+髪の育成の為に必要な栄養を摂ろうとするとなかなか大変。
そこで登場するのがサプリメントです。
食事では到底摂れない量、種類の栄養を数粒でお手軽に撮る事が出来ます。
もちろん栄養は食事で摂るのが一番ですが、あくまで補助という目的で摂取するには心強い存在ですね。
これから実際に抜け毛アホ毛に悩む山﨑が髪の為に摂取しているサプリメントをご紹介していきます。
これを摂れば髪が生えてくる、早く伸びるというものではないですが健康な髪を育てる為のお助けアイテム位にはなるかと思います。
●ビオチン(ビタミン7、ビタミンH)
ビタミンB群の1種で、コラーゲン合成やアミノ酸等のエネルギー代謝に関与する他、皮膚や髪の健康を維持してくれます。
髪の主成分であるタンパク質の1種ケラチンは複数のアミノ酸が連結して出来たものです。
ビオチンがアミノ酸の結合をサポートする事で育毛効果が高まると言われています。
育毛以外にも皮膚や粘膜、爪等タンパク質を主成分とするあらゆる部分の健康維持に一役買ってくれます。
●L -システイン
タンパク質を構成するアミノ酸の1種で体内で合成される非必須アミノ酸にあたり、髪や皮膚に存在している成分です。
髪は、大部分がタンパク質で出来ており、他には脂質やメラニン色素があります。
髪のタンパク質にはシスチンというアミノ酸が多く含まれており、このシスチンは、L-システインが2つ結びついた構造をしています。
更にL-システインの構成をみると、イオウが含まれています。
L-システインはこのイオウによって「SS結合」という結合で結びつき、シスチンとなってタンパク質の構造を安定させます。
つまりはL-システインは髪を形成するタンパク質の成分で、髪にコシを与える役割を担ってくれるという事です。
またL-システインはメラニンの生成を防いでくれる為美白にも効果があるとされていますが、メラニンは黒髪を作る成分の元でもあります。
メラニンが生成されなくなってしまうと白髪が増えるという可能性もゼロでは無い為、白髪対策の為にもビオチンと一緒に摂るのがとても効果的です。
●ビタミンB2、ビタミンB6
ビタミンBは育毛に良いビタミンだと言われています。
中でもビタミンB2は抜け毛の原因となる皮脂の過剰分泌を抑えて頭皮環境を正常な状態に近づけてくれます。
また頭皮の細胞分裂を促進したり、細胞の再生にも関与している為、髪の為に摂るのはおすすめです。
ビタミンB6は髪の毛の成分であるケラチンというタンパク質の生成を助けてくれます。
体内の腸内細菌によってビタミンB6が合成されており、過剰摂取すると抹消感覚神経障害や感覚神経障害を引き起こす可能性があります。
必ず1日の摂取量を守って摂るようにしましょう。
●アルファリポ酸
アルファリポ酸はビタミンⅭ、ビタミンEの約400倍の抗酸化作用があると言われています。
新陳代謝を促進する事で育効果が期待出来る他、体脂肪の増加の抑制、むくみや冷え改善の効果もあるのでダイエット、アンチエイジング、スキンケアの面から見てもおすすめの栄養素です。
●亜鉛
亜鉛はミネラルの1種で、体内に約2000mg程存在、全身の広い範囲に分布しています。
タンパク質の合成、ホルモンの合成や分泌、免疫機能のアップ等に役立ちます。
髪に対しては、主に髪の主成分であるケラチンの合成、髪の生え変わりのサイクルを正常に保つ、薄毛の原因物質である5αリダクターゼという酵素を抑制する
という3つの働きがあります。
免疫細胞の生まれ変わりをサポートしてくれる為、健康の為にも不足しないようにしたいミネラルです。
●鉄
鉄分が不足すると貧血になるというのは皆様ご存知だとは思いますが、実は鉄不足と薄毛には密接な関係があるんです。
鉄が欠乏するとフェリチン低下といって、代謝が低下したり頭皮の衰え、冷えが起こります。
また頭皮への酸素供給不足、消化吸収力の低下による栄養状態の悪化、甲状腺ホルモンの機能低下からくる代謝低下等、様々な不調が出てきます。
これらは全て頭皮環境の悪化、発毛サイクルの乱れを引き起こします。
皮膚や髪の毛は代謝が早い部分なので、代謝低下の打撃を真っ先に受けてしまうので貧血ではなくても普段の摂取量に注意したいところです。
●ビタミンC
毛を作り出す毛包幹細胞を支えているのが、17型コラーゲンというコラーゲンです。
17型コラーゲンのおかげで地肌はしなやかさ、弾力を保てています。
しかし加齢や紫外線によって17型コラーゲンが減ると毛穴がどんどん小さくなり、いずれは毛が生えなくなってしまうという事が割と最近分かりました。
そこでビタミンCです。
ビタミンⅭはコラーゲンの生成に欠かせません。ビタミンCが十分にあることでアミノ酸と結びつき、毛根に17型コラーゲンが生成されます。
それにより頭皮の環境が整い、より質の良い髪の毛が生えてくれるようになります。
ビタミンCって美白というイメージで一見育毛に関係ないように思えますが、意外と大切な役割を果たしているんです。
●ビール酵母
ビール酵母には様々な栄養素が含まれているのですが、一番多いのがアミノ酸です。
髪の主成分であるタンパク質はアミノ酸から構成されています。
ビール酵母には9種類ものアミノ酸が含まれており、ハリやツヤのある髪を育てるのに役立ちます。
また他にも食物繊維、ビタミン類、鉄や亜鉛等のミネラル、核酸などが含まれており、髪の為の栄養素がたくさん詰まった物と言えます。
胃腸の働きを良くしてくれる効果もあるので、食欲不振、消化不良の改善にも期待出来ます。
以上、髪の為に役立つサプリメント(栄養素)をご紹介いたしました。
またサプリメントを選ぶ時は、タイムリリースといった加工をされた物がおすすめです。
タイムリリースとは有効成分が体内で時間をかけてゆっくり吸収されるように加工する事を指し、一度に摂ると体外へ排出されてしまう水溶性のビタミンC、Bのサプリメントによくこの製法が使われています。
色々ご紹介しましたが、サプリメントはあくまで補助。
良質な睡眠とバランスの取れた食事、正しいヘアケアを行う事が一番の近道です。
どんなヘアケアをすれば良いのか分からないという方、是非スタッフへご相談ください。
それでは皆様、本日もご自愛くださいませ。
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