秋の抜け毛対策
2022/09/16
火曜日
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2022/09/16
こんにちは。山﨑です。
信じられませんが暦の上では秋です。
日中31°になろうがグレゴリオ13世が秋としたのだから今は秋なのです。
(グレゴリオ13世・・・400年以上前、現在使われているカレンダーを作成する際に元にされたグレゴリオ暦を作った方)
実は秋は抜け毛が増える季節。
1日に抜ける髪の毛の平均的な本数は50〜100本ですが、秋になると1日に100〜200本程度になるといわれています。
最近抜け毛が気になるという方は、季節的要因かもしれません。
本日は秋の抜け毛対策について書かせていただこうと思います。
●なぜ秋に抜け毛が増えるのか。
夏の毛がぬけて冬の毛に生え変わる動物と同様、人間も秋に髪の毛が生え変わります。
髪の成長速度は春から夏にかけて速くなり、夏の終わり頃から遅くなって9月から11月にかけての秋には抜け毛が増えるというサイクルになっています。
また、季節以外の要因として夏の紫外線によって体内の活性酸素が増加し、毛髪の老化を促進させてしまうという事があります。
夏の疲れによる新陳代謝の低下や冷たい物を多く摂取する事による慢性的冷えから来る血行不良、空気の乾燥によって頭皮の水分が減り頭皮が硬くなるといった様々な事が抜け毛の増加につながります。
そしてそこにストレスや寝不足、栄養不足等が加わると一時的であるはずの秋の抜け毛が加速し、薄毛へと進行してしまう可能性があるのです。
そうならない為には睡眠をしっかりとりストレス発散を心掛け、栄養不足に気を付ける事。
以前ブログに書きましたが夏の間の紫外線対策も大切です。
お風呂上がりの頭皮マッサージで血行を促進してあげるのも健康的な頭皮にするのに効果的です。
この中から特に栄養について掘り下げてご説明いたします。
●髪のために摂取したい4つの栄養素
食事で抜け毛、薄毛対策をするには4つの栄養素を積極的に取り入れる事が大切です。
①タンパク質(アミノ酸)…毛髪の85%はケラチンと呼ばれるタンパク質で構成されており、ケラチンは18種のアミノ酸で合成されています。タンパク質を多く含む肉類、魚介類、卵類、大豆製品、乳製品。アミノ酸を多く含むものとしてにんにく、玉ねぎ、昆布、味噌、醤油、マグロ、うなぎ、大豆等がおすすめです。
②ミネラル…人の体に必要なミネラルである必須ミネラルは16種類あります。この内特に不足しがちなのがカルシウム、鉄、カリウム、亜鉛等です。小魚、大豆製品、海藻類、赤身の魚、レバー、赤身の肉、果実類、芋類、ナッツ類に多く含まれます。特に亜鉛は薄毛に良いとされているミネラルですので、気になる方は積極的に取り入れましょう。
③ビタミン…不足するとビタミン欠乏症となり身体に様々な不調が現れます。また数種類あるビタミンのほとんどを体内で生成する事が出来ない為、食事でしっかりと摂取する事が大切です。レバー、大葉、モロヘイヤ、人参、うなぎ、海苔、アーモンド、貝類、ごま、キウイ、ブロッコリー、レモン、豆乳等に髪の毛にとって特に大切なビタミンA、B2、B6、C、Eが含まれています。
④イソフラボン…細胞老化を促す活性酸素の抑制作用があります。豆乳、味噌、油揚げなどの大豆製品に多く含まれます。
バランス良く食べるのが1番ですが上記は特に意識して取り入れると秋の抜け毛慢性化を防ぐ事が出来るかもしれません。
それでは皆様、本日もご自愛くださいませ。
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