髪のパサつき原因とプロの美容師が教える4つの予防法!
2018/02/24
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2018/02/24
こんにちはCOCUの絹笠です。
「髪の毛がパサパサで困る!」「トリートメントしてるのに何で広がるの?」「どうやってヘアケアしたら良いのかわからない!!」
空気が乾燥する季節や髪の毛への栄養不足などが主な原因と言われていますが、それだけではありません。
今回はそんな悩みを抱えている方に美容室で特に多い6つの質問に答え、髪がパサつく原因から適切なヘアケア方法までご紹介して髪質改善のお手伝いをしていきたいと思います。
髪の毛がパサつく理由にはいくつか理由があります。
一番の原因は髪の毛の内部で水分と油分が足りてない為、乾燥してパサパサになります。
またカットや紫外線等の外的要因も考えられます。
乾いた髪にレザー(カミソリ)で施術されていませんか?
すきバサミを乱雑に入れられていませんか?
屋外で紫外線を繰り返し浴びていませんか?
プールでの塩素、海での塩、温泉でのアルカリ等、カラーリングの際のアルカリ除去の不足等も原因の一つです。
その他にも、シャンプーを頻繁に変える、トリートメントをたっぷりつける、コンディショナーをつけて何十分も放置する、オイルは塗るだけ、髪を乾かさずに長時間過ごす(自然乾燥)、ドライヤーの使い方が間違っている。
などなど。。。
心配症の私としては心配事が多すぎます。
食生活や飲食、生活習慣も髪の毛のトラブルの原因になります。
バランスの良い食事や生活スタイルにも気を使いましょう。
体の内側からも改善していく必要があります。
また、脂分が多い食生活を続けると、皮脂が多くなるので頭皮や髪に悪影響を及ぼす事もありますので、摂りすぎには気を付けましょう。
髪の毛は紫外線を受けて乾燥すると、キューティクルが開き乾燥して剥がれてしまいます。
それが髪のパサつきにつながってしまいます。
美白を維持するために顔は積極的に紫外線対策をしているのに、髪の毛はそのままという方は多いのではないでしょうか?
頭皮や、髪の件も紫外線のダメージを受けてしまっています。
髪の毛を構成する「ケラチン」を傷つけているので、髪のパサつきを招きます。
ドライヤーでの髪の乾かし方に誤りがあるとパサつきの原因にもなります。
入浴後のドライヤーは髪や頭皮に熱風を当てるので、ダメージを与えがち。
温風のみのドライヤーなど、乾燥させる力も強く必要以上にキューティクルにダメージを与えてしまいます。
また、濡れている髪の毛はキューティクルが剥がれやすいです。
そのため生乾きの状態でドライヤーを止めてしまうと、髪のパサつきを加速させてしまいます。
パーマやカラーリングを繰り返していると髪のキューティクルにダメージが蓄積され、パサツキの原因となります。
髪の内部が破壊されているので、そこにスタイリング剤などが入ると更にダメージが拡大されてしまいます。
ではこの様な原因をどうしたら良いのでしょうか??
ヘアサロンでの施術を話すと長文になり過ぎる為、語りきれませんので技術者さん側の技術等は大幅の割愛させていただきますね。
パサつきのない健康な髪を手に入れるのであれば、髪にバランスの良い栄養を摂りましょう。
髪にとって必要な栄養素はタンパク質、ビタミンB2、B6、A、C、E、鉄分、亜鉛などなど多くありますが、まず最も大事なのは、髪の毛の主成分でもあるケラチンを構成する「タンパク質」。
摂取したタンパク質を合成してくれる「亜鉛」も大切な栄養素です。
タンパク質や亜鉛が不足することで、健康でしなやかな髪は生成されないため、積極的に摂りましょう。
外食が多い方は、野菜を多めに取るなどしてバランスが良い食事を心がけましょう。
水分をしっかりと取ることも大切です。目安は1日2リットル!
髪の毛を紫外線から守るために、外では日傘や防止、日焼け止めなどを使用して、紫外線を過剰に浴びないようにして、日焼けや感想を防ぎましょう。
最近は髪や頭皮にも使えるスプレータイプの日焼け止めも販売されているので、積極的に活用しましょう。
また、冬場などの乾燥する時期は、流さないトリートメントやヘアオイルを使用して髪の毛を保湿してあげましょう。
流さないトリートメントやヘアオイルは、髪を保湿するだけではなく、髪の毛をコーティングして、乾燥の影響を受けにくくする作用があります。
髪を乾かす際は温度を上げ過ぎないようにしましょう。
髪が乾燥しやすいと感じるの方は温風と冷風を交互に使ってみてください。
・温風を使う際は根本を少し立ち上げるように
・冷風を使う際は髪に対してドライヤーは振らず上部から45度の角度で風が当たるのが好ましいです。
冷風によりキューティクル(髪の表面をおおっている大事な部分)が閉まりパサつく髪がまとまりやすくなります。
デザイン的にくせや髪質に合ってない等(レイヤーの入れ方が悪かったりすきバサミの入れ方に問題がある等)も考えられますが、ある程度は技術者(美容師など)の技術によって扱いやすさが決まってきます。
温風で8割まで乾かしてください。
あとは冷風と交互に!!最後は上45度から冷風で一定方向から風を当ててあげればキューティクルがしまりパサつき予防にもなります。
それでも乾かし過ぎてしまってパサパサになってしまうなんて方は乾かし始めの最初の時点で一度全体を冷風で冷やした後、前途の手順で乾かしましょう。
パーマやカラーをすると髪の毛のキューティクルに相当なダメージが残ります。
トリートメントで髪の内部を修復しましょう。
失われたタンパク質を戻すことはできませんが、トリートメントで補修をすることはできます。
トリートメントの使い方としては、
・髪の水分を切る
・付ける前にある程度、手で温める
・つけた後は4,5分待つ
・よくすすぐ
良いシャンプーを使ってるハズなのにすぐ髪が痛む気がする。
何だかカラーの色持ちが悪い。
カットした後はサラサラなのに、すぐ髪がパサパサしてしまう。
思い当たる方は是非見直していきましょう。
髪がしっかり濡れていないと泡立ちが悪くなります。
泡立ちが悪いと髪の毛同士の摩擦でダメージしやすくなります。
まずはお湯でしっかり流しましょう。汚れの70%は落ちるとも言われています。(ワックスやスプレー剤は落とせません)
目安は1分くらい流すと良いです。
もう一つ気をつけてほしいのがお湯の「温度」。
シャワーの温度が高すぎるとお肌も髪も乾燥します。
カラーも色落ちしやすくなります。
38℃~40℃が理想的です。
ぬるすぎると汚れが落ちづらくなりますし、
熱すぎると痛みやすくなります。
気をつけましょう。
髪がロングだからといって5プッシュもいりません。
シャンプーは意外と泡立ちます。
■ショートスタイルの場合
ショートの方は、1プッシュで足りたりします。
■ボブの場合
ボブくらいまでなら1プッシュで十分です。
■ミディアム~ロングの場合
ミディアム~ロングの方も2~3プッシュで十分です。
まずは手でしっかりと泡立て、それから髪につけましょう。
ですが、いきなり頭皮につけて洗ってはいけません。
市販の泡たてネットや、手でしっかりと泡たてて頭皮につけましょう。
ゴシゴシつけるのもNGです。
いきなりゴシゴシせず、
まずは髪を泡で包みこむようにしっかり泡立てましょう。
摩擦のダメージを極力減らすのです。
頭皮をマッサージするように洗いましょう。
ゴシゴシ洗ってしまうと髪の毛のキューティクルも傷つけてしまう可能性があります。
そしてシャンプーです。
指の腹で優しくマッサージするように洗いましょう。
■ミディアムやロングの方
髪の長い人は、毛先にも泡をなじませてしっかりと洗いましょう。
毛先は特にダメージが多いので丁寧に洗いましょう。
①で流した時より少し長めにすすぎましょう。
シャンプー剤が残ってしまうとお肌にも髪にも悪いのでしっかり流しましょう。
ここで洗い残しなどがあると、ニオイの原因となったりします。
しっかりと洗い流しましょう。
まだ安心してはいけません。
もう少しです。
タオルで髪をゴシゴシ強く拭くと髪同士の摩擦でダメージします。
「頭皮」を優しく拭くイメージでタオルドライしましょう。
ロングやミディアムの方も頭皮を拭いてから優しく「ポンポン」と当てて水気を取りましょう。
①最初にしっかりお湯で1分くらい流す
②シャンプー剤を手で泡立てる
③指の腹で優しくシャンプーする
④最初より少し時間をかけてすすぐ
⑤優しくタオルドライする
です。
毎日の積み重ねでかなりダメージの予防ができます。
良いシャンプーを使って洗い方も気をつければ、
必ず綺麗な髪をキープできますよ。
今回は、髪のパサつきについて美容室で特に多い質問をご紹介いたしましましたが、いかがでしたでしょうか?
今回書いた記事だけでもほんの一部です。
ここだけでは、全てをご紹介しきれないので、よろしければ是非、お時間の許す限りサロンで髪の悩みをご相談ください。
リンク COCU Tube
カラーカット動画 https://youtu.be/aTva8QH2Ea8
都内、横浜市内数店舗で勤務した後、横浜菊名にて「COCU」を設立。
スタイリストの他、カラーリストやヘアケアマイスター取得等の経験から技術はもちろんケミカル知識に強味を持つ。
基本のベースカットや再現性は勿論、『動かすカット』、『収めるカット』を使用しての【髪質改善カット】【骨格補正カット】
使用出来る技術者の少ない【ルーツカット】や
オリジナルのカット技法【スリークカット】によって滑らかな手触りに髪の毛を導きます。
骨格補正や髪質改善を得意としていてクセ毛や難しい髪質、骨格でも似合わせる技術を持ちます。
カラーリングやパーマの薬剤知識の高さも特徴です。オタク気質なのだと思います。
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