紫外線ケア やらないと肌も毛髪もボロボロに... UVA・UVB
2021/06/30
火曜日
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2021/06/30
こんにちは!
美容室COCUデザイナーの尾崎です。
もう7月になりますね。
毎年よく耳にしたり、目にしたりする
【紫外線ケア】
今回は、
・紫外線について
についてご紹介していきたいと思います。
次回
・紫外線が毛髪に及ぼす影響
についてまとめていきます。
※この情報を知らない人は近い未来下の写真みたいになってしまうかもしれません。
紫外線には大きく分けて3つあります。
1.UVA(紫外線A波)
2.UVB(紫外線B波)
3.UVC(紫外線C波)
→大気層(オゾンなど)で吸収され、地表には到達しない。
UVCについてはあまり気にしなくてよいので簡略化させていただきました。
UVA・UVBについてはかなり重要になってきますので詳しく説明していきます。
・UVAは1年を通して注意が必要。
・4月~8月がピーク。ただし、それ以外の月もピーク時の2分の1以上の量がある為、通年での予防が望ましい。
・主な肌へのダメージ...光老化 →しみ、シワ、たるみ。
UVAは、地表に届く全紫外線のうち約95%を占めています。
それ自体のエネルギーは弱いものの、照射量が多く、浸透力が高いので肌に与える影響は深刻。
浴びたUVAの20-30%が肌の奥の真皮層にまで達すると考えられており、ハリや弾力を生む
コラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸などを作り出す繊維芽細胞に損傷を与えます。
その結果、UVAを浴びた肌は弾力を失い、シワやたるみといった肌の老化現象を引き起こすと考えられています。
UVAはさらに、メラニン色素の合成を増やし、シミが目立つ原因をつくります。
紫外線によって生じるシミ、シワ、たるみは「光老化」と呼び、肌老化の3大特長と言われています。
【UVAの特徴をまとめ】
・波長が長く、表皮だけではなく、肌の奥の真皮まで届く。
・雲や窓ガラスを通過して肌まで到達する。
・赤みや炎症が起きにくいので、気づかないことがある。
・日常生活を送る中で気づかない間に日焼けをしやすい。
・春~秋にかけてまでが特に注意
・1年を通じて差が激しく、4月から徐々に増え始め、5月~8月がピーク。
・10月~3月は比較的少ない
UVBは、全紫外線の約5%を占めます。
おもに肌の表面で吸収されるため、肌の奥の真皮層まで達することはほとんどありませんが、UVAより強いエネルギーを持ちます。
浴びたUVBは表皮に影響を与え、細胞を損傷して火傷のように赤くなったり(サンバーン)、
メラニン色素が沈着して褐色になったり(サンタン)、シミやソバカスの原因にもなります。
【UVBの特徴をまとめ】
・波長が短く、表皮に届く。
・屋外での日焼けの主な原因。
・肌に強く作用し、多量に浴びると赤く炎症を起こす。
・海やリゾート地などの「レジャー日焼け」の原因となる。
1日の紫外線量の変化や、天候、場所などで違いを比べても、UVAに対しては常にケアする姿勢が欠かせないことが分かる。
UVA→1日中注意が必要。
UVAは朝から少しずつ増え続け、正午前後がピークに。
夕方にかけてもあまり減らないので、1日通して日焼け止めなどの対策が必要です。
UVB→正午前後がピーク。
午前10時~午後4時の間が多い時間帯で、特に正午頃がピーク。
日焼け止めによる予防だけでは無く、袖のある衣服を着たり、帽子や日傘などで強い日差しから肌を守るようにしましょう。
紫外線は晴れの日だけではなく、曇りの日、雨の日でも降り注いでいます。
例えば、曇りの日でも晴れの日の約90%もの紫外線があるのでしっかりとした日焼け対策が必要です。
また、紫外線は上から降り注ぐだけではなく、壁や地面に当たって反射もしています。
コンクリートや砂からは土に比べて多く反射されていますが、特に、海や雪面からの反射量は特に多いとされています。
「照り返し」による日焼けにも十分注意していかなければなりません。
紫外線について何となく理解出来ましたでしょうか。
続いて、紫外線対策としての日焼け止めなどに記載してあるSPF・PAについて、
何にどんな効果があるかご紹介していきます。
・SPF→UVB対策に効果的。
「SPF」とは、短時間で肌に赤みや炎症を起こさせ、黒化につながりやすくなるUVB(紫外線B波)を防ぐ効果指数のこと。
1〜50+までの数値は、何も塗らない場合に比べてUVB波による炎症をどれぐらい長い時間防止できるかを表しており、
数値が大きい方がUVB波に対する防御効果が高いことを表しています。
・PA→UVAを防ぐ。
「PA」とは一時的な黒化を引き起こし、長時間かけて肌の弾力を失わせるUVA(紫外線A波)を防ぐ効果を表す目安のこと。
4段階の「+」マークで表示され、「+」の数が増えるにつれ、UVAに対する防御効果が高いことを表しています。
しっかりと知識を身に付けて時と場合に合った紫外線ケアをしていきましょう。
SPF・PAは日焼け止めを購入する際の参考にしてみてください。
紫外線が毛髪に及ぼす影響
については次回まとめていきます。
10年後も綺麗な肌・毛髪を保つために今から出来る事をしていきましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
横浜・馬車道のサロンで3年勤務。その後、COCUに入社。
レディースは特にショートスタイルを得意とし、メンズは刈り上げスタイルに自信がある静岡県出身の美容師。
カットでは髪質や骨格、はえ癖などを考慮したうえで独自の感性、理論をもとにお客様のベストのヘアスタイルへと導きます。
現在息子2歳と娘0歳の二児のパパ美容師として仕事と育児に奮闘中!
お客様がサロンでの時間をリラックスして過ごして頂けるよう心がけていますので安心してご来店ください!
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