ヘアアイロンの適正温度
2022/08/15
火曜日
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2022/08/15
こんにちは。COCU山﨑です。
皆様、ヘアアイロンってお使いですか?
市場に出回っているヘアアイロンは80〜200℃程度まで温度が調節出来る物が多いですが、ご自身の髪に最適な温度ってご存知でしょうか?
適温は髪の状態や、作りたいスタイルによって変わってきます。
本日はヘアアイロンの適正温度について解説させていただきます。
ヘアアイロンの適正温度(目安)
メーカーや、ストレートアイロンなのかカールアイロン(コテ)なのかによって同じ温度でも仕上がりや使い心地が違うのであくまで目安となります。
・100〜140℃……ダメージヘア、細い髪やカラーリングをした髪
・150℃……ダメージレス、健康毛
・160℃……太い髪
・120〜150……エイジングヘア
以上が大体の目安となります。
ただその人の持つ髪質や、ヘアアイロンをする髪の部位でも適正温度は変わってきます。
例えば前髪や顔周りなど他に比べて毛が細い部位にヘアアイロンをする時はより低めの温度でする必要があります。
一般的にヘアアイロンの温度120℃以下を低温と言い、極端なタンパク変性が起きにくいとされています。
髪はタンパク質から構成されており、ケラチンというタンパク質の一種が髪の構成の内80%を占めています。
そんな髪がタンパク変性を起こすとどうなるかというと髪が硬くなる、ごわつく、パーマがかかりにくくなったりカラーの色が思い通りに入らなかったりといったいわゆるダメージ毛になります。
では低い温度なら安心なのかというとそういう訳でも無いのです。
タンパク変性の起きにくい120℃以下でヘアアイロンをした方が髪に優しいのは事実ですが、低い温度でスタイリングする分何回も同じ毛にアイロンを通す事になった場合、髪に過度に摩擦や熱を与えてしまい結果的にダメージに繋がってしまいます。
では高温で一気にやればいいかというとそれも否で、高温によって高いキープ力とセット力は得られますがタンパク質変性が進んでしまいます。
大切なのは自分の髪に合った、適正温度を知ることです。
まず120℃くらいから始めてみて、少しづつ温度を上げていき自分のしたいスタイリングがしやすい温度を見つけます。
髪への費用対効果的と言いますか、与えた熱(ダメージ)に対してどれくらいの効果が得られるかのバランスを考えて最高160℃までに抑えるのがおすすめです。
また、ヘアアイロンをする前はしっかり髪を乾かしてからにしましょう。
髪が濡れていると髪表面のキューティクルが水分によって開いた状態になり、少しの摩擦でも剥がれたりしてしまいます。
また、髪が濡れていると60℃くらいの温度でもタンパク変性が起こってしまいます。
濡れた髪にヘアアイロンをする事は大きなダメージに繋がってしまいますので、必ずしっかり乾かしてからお使いください。
ヘアアイロンの為にヒートプロテクトタイプのミストやオイルをつける場合も、ドライヤー前につける事をおすすめします。
COCUでは最初から最後の仕上げまでしっかりスタイリストが担当いたします。
是非菊名の美容室COCUへお越しください。お待ちしております。
それでは皆様、本日もご自愛くださいませ。
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