骨格補正カットとは?
2018/07/18
火曜日
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2018/07/18
cocu の絹笠です。
細かくしすぎると大変なので少しだけお伝え出来ればなと思っております。
今回はわかりやすいように部分的に説明しておりますのでネープやバックは割愛いたしますね。
始めに髪質以外に お客様の骨格のデメリット、メリットを知る必要があります。
何故可愛く見えないのか?を知るためにまずデメリットを考えます。
まずこんな感じで骨格を触診とともにイメージします。
Cの横幅が長いのに比べて
A+Bの幅がかなり短いタイプです。
前回カットした美容師さんが
AとBを前上がりにしたのに加えてAとBがスカスカにすかれています。
これはきっとサンジャポ風に言うと『喝!!』ですよね。
まずC、Aはフラットラインにすべきでした。
Bまでフラットなアウトラインでも良いくらいです。
Cは耳後ろやぼんのくぼ下等、角度の切り替わりの下を中心に
もっと量感を丁寧に減らして量感の少ないA+Bに合わせるべきです。
これはやはり『喝!!』ではないでしょうか。
アゴしたのゆるふわボブと迷っていましたが
A+Bが鼻したくらいから雑にすかれていましたので
サイドの分量が厚めのボブは難しそうだなと感じておりました。
もし前上がりや段をつけての似合わせを考えるのであれば
下のようにバックはローグラデーション
Pから回り込むように前上がりをつけて若干ひし形シルエットを狙っても良いのではないでしょうか??
①が人より長いなぁと
②のコメカミの角度が人よりも大きいなぁ
③の角度も大きいなぁ
でも
④が短いのでコメカミ部分に問題がありそうだと
なので
コメカミ部分の角度のキツイ箇所にはグラデーション以上の角度を入れて下のパネルの毛の上に乗るようにしよう!
と思いまして
ここで やはり
アゴ上より切り込んだショートにして骨格補正パーマ+骨格補正カットでいきましょう!!
とスタイルを見せながら一緒に決めていきました。
⑤が長く角度も強い為、
Lより上にウェイトのずれを作る為
レイヤー状の質感調整を入れてから骨格補正パーマを足して
可愛くなりました。
白い線が大体の骨格ですので良い具合に補正もきいているのではないでしょうか??
COCU 絹笠 賢
横浜 菊名 美容室 美容院 ヘアサロン 骨格補正美容師 ショートヘア パーマ
都内、横浜市内数店舗で勤務した後、横浜菊名にて「COCU」を設立。
スタイリストの他、カラーリストやヘアケアマイスター取得等の経験から技術はもちろんケミカル知識に強味を持つ。
基本のベースカットや再現性は勿論、『動かすカット』、『収めるカット』を使用しての【髪質改善カット】【骨格補正カット】
使用出来る技術者の少ない【ルーツカット】や
オリジナルのカット技法【スリークカット】によって滑らかな手触りに髪の毛を導きます。
骨格補正や髪質改善を得意としていてクセ毛や難しい髪質、骨格でも似合わせる技術を持ちます。
カラーリングやパーマの薬剤知識の高さも特徴です。オタク気質なのだと思います。
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